よしこばブログ

13年間の国税局勤務を経て転身した、フリーライター小林の日常

会社員から独立したい?だったら社会保険料について知りましょう。

会社員とフリーランス社会保険料は全然違う!

 

会社員がフリーランスになる場合、収入が落ちる不安がありますよね。

そもそも売り上げがどれくらい出せるのか読めませんし、

お店を始める方なら、会社員の時とは違って、経費が必要になる。

 

でも、そうした売上や経費の前に、考えるべきことがあります。

それが、税金と社会保険料です。

 

この2つは、実はフリーランスになる前でも、ある程度予測することができます。

そして重要なのは、

会社員とフリーランス(個人事業主)では、同じ収入であっても計算方法が全然違う!

ということなのです。

 

そもそも、社会保険料の種類を知っていますか?

 社会保険料は、大きく3つに分かれます。

①健康保険料(会社の健康保険組合など)

②厚生年金

雇用保険

介護保険料(40歳から)

 

会社員の場合、①~④の保険料は、いずれも

標準報酬×保険料率

で算定されます。

 

ここで問題となるのは「標準報酬」というものです。

これは、毎年4月~6月に受け取る給料の平均額から求められます。

 

給料が4月20万円、5月50万円、6月30万円だとすると、

標準報酬は(20+50+30)÷3=50万円ということになります。

 

この標準報酬50万円に、①~④の保険料率を掛け算すると、

それぞれの保険料が算定できます。

この保険料が、毎年9月から適用されます。

収入金額が基準という、単純な計算ですので、理解しやすいかと思います。

  

フリーランス(個人事業主)社会保険料は、種類が少ないけれど…

 

社会保険料の内訳は、

国民健康保険

国民年金

介護保険(65歳から)

となります。

 

雇用保険料の支払はなく、介護保険料も65歳からなので、あまり関係ないですね。

残るは国民健康保険国民年金です。

会社員の健康保険や厚生年金と同じような言葉ですよね。

 

でも計算寳保が全く異なるのです。

まず、国民健康保険介護保険の場合、

 

均等割額(収入に関係なくかかる保険料)+所得割額(所得に応じてかかる保険料)

 

という計算になります。

そして、所得割額の計算は、

(収入金額-経費-33万円)×保険料率で算定します。

 

という風に、全然計算方法が違う!のです。

とりあえず会社員の保険料と違う大きなポイントは、

収入だけではなく、経費も計算の要素になる!ということです。

 

さらに言えば、扶養に入れているご家族の分の保険料を

どう負担するか、という問題もありますので、

会社員の場合、会社が扶養家族の保険料を持ってくれるケースが多いのですが、

個人で国民健康保険に加入すると、家族の分も納付が必要になります。

 

という風に、単にどちらが有利とは言い切れないもので、

ご自身の個別のケースに当てはめて考えるしかないのです。

 

例えばフリーランスになって、会社員時代と同じ様な収入が見込まれても、

税金や社会保険料の計算によって、手元に残るお金が変わってしまうんですね。

事前に、ある程度予測しておいた方がよいと思います。

 

詳しい計算方法をここで書くのは難しいので、

シュミレーションに役立つ本やサイトをお知らせします。

公式サイトでも、「保険料節約のコツ」などが書かれていて参考になりますよ。

 

とりあえず、ご自身の給与明細に書かれている保険料と、

独立後の保険料の違いをシミュレーションしてみてはいかがでしょう?

 

社会保険料について知るための本

 

図解でわかる社会保険 いちばん最初に読む本 【改訂3版】

図解でわかる社会保険 いちばん最初に読む本 【改訂3版】

 

 

いちばんわかる!  トクする!  社会保険の教科書

いちばんわかる! トクする! 社会保険の教科書

 

 

 

 

 社会保険料のシミュレーションに役立つサイト

 

【国民保険料】

国民健康保険【2016年版】 | 国民健康保険料の計算、国民健康保険と健康保険任意継続との比較など!

 

国保の計算方法 | 国民健康保険料の計算、国民健康保険と健康保険任意継続との比較など!

 

国民年金

国民年金【2016年版】 | 国民年金の解説サイト

 

国民年金前納割引制度(口座振替 前納)について|日本年金機構