よしこばブログ

13年間の国税局勤務を経て転身した、フリーライター小林の日常

退職の希望を申し出て一夜が明けたら、少しセンチメンタルな気持ちになる。

職場に退職の希望を告げて1日が経ちました。

 

あいかわらず、やるべき仕事は多く、

ひとつひとつ仕事を進める間に、時間は過ぎていきます。

今日は会議のセッティングや会場運営の仕事があったので、本当にバタバタ。

昨日、退職の話をしたことが現実ではなかったかのような雰囲気です。

 

でも、確かに事は動き始めていました。

僕の退職希望は、人事に関係する人たちに伝えられました。

「もったいない」

「なんでまた」

そんな反応もありました。

でも、不思議と居心地の悪さは感じません。

 

仕事の合間に一人になることがありました。

僕は九段下の10階のオフィスの窓から見える空や、

省エネのために電気が間引きされて薄暗い廊下や、

あまり好きになれなかった、無機質なデスクを見ていました。

「いつか、僕はこの光景を懐かしく思い出すのかな。」と、思いながら。

 

急な仕事の依頼を手際よく処理できたことに満足したり、

難しい人にぶつかって、面倒くさい思いをしたり、

大きな成果を上げたことに、興奮したり、

そんな気持ちを分かち合ってきた「誰か」のことも、必ず思い出すことでしょう。 

 

人が多く、異動も激しい職場なので、出会いはたくさんありました。

いくつかの瞬間に心が触れ合い、また離れていく、その繰り返し。

それでも、何かあたたかなものは残っています。

 

 

「小林さんを応援していますよ。何であれ。」

 

僕は仕事を離れようか迷っていることを、職場で一人だけ、仲の良い先輩に相談をしていました。

自信をなくしそうになった時、逆にやる気が湧いてきた時、お酒を飲みながら、話を聞いてもらっていました。特に具体的なアドバイスがあるわけでもないのですが、僕は話しながら、自分の気持ちを整理することができたんだと思います。そして、飲み終えて別れた後には、自分の中のエネルギーが高まった感じがしていました。

 

少しおかしな話ですが、この職場での出会いがなければ、僕はきっと、退職の希望を告げるだけの自信も、勇気も持つことができなかっただろう、と思います。

 

やりたいことがあって、やる理由があっても、信頼して応援してくれる人がいなければ、空しい。僕は、そういう人間です。そして、応援があれば、応えようとして頑張る。

 

何かを変えようとする時、一人で考えてばかりいても、足りないのかもしれません。

人に心を開いて、伝え、そして共有できれば、物事は自然と変わっていくように思います。なかなかそうした相手も機会も持つことが難しいと思いますが、本音を見せれば応援してくれる人は少なからずいるのだと思います。

 

僕が納得する生き方を選ぶ上で、迷いも、困難もたくさんあるでしょう。

そしておそらくは、そうした戦いは一生続いていく。

 

それでも僕は頑張ります。信じてくれる誰かがいる限り。

さて、明日も仕事を精一杯頑張ります。