よしこばブログ

13年間の国税局勤務を経て転身した、フリーライター小林の日常

【必見】フリーランス協会に入るメリットを徹底検証してみた

こんにちは、よしこばです。

今日は、以前から気になっていた
フリーランス協会に加入すべきか?
という点について、僕の検討結果をお伝えしたいと思います。
フリーランスの方や、これからフリーランスになる予定がある方には参考になると思います。

そもそもフリーランス協会って何?

という方に向けて、ちょっと整理を。
こちらの公式サイトから、まずは協会の位置付けから見てみましょう。
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会

フリーランス協会は、ワーカーによる、ワーカーのための協会です。
多様化するフリーランス人材の実態を世の中に発信し、フリーランス人材が健全かつ前向きに活躍できる土壌を作り、柔軟な働き方を望む人にフリーランスという選択肢を提示して、個人の働き方の多様化を後押ししてまいります。

次に活動内容について。
こちらは大きく3つのカテゴリに分かれている様子。

01 フリーランスの認知向上のための啓発活動
・フリーランスに関する調査・研究(定点観測)
・フリーランスに関する情報発信
(Web、メルマガ、白書など)
・フリーランスをテーマとしたイベントの開催
(トークセミナー、エキスポなど)

02 フリーランスの事業およびキャリア形成支援
・フリーランス向けベネフィットプランの開発
(融資・ローン・人間ドック・保険・家事代行など)
・事業支援サービスとの提携
(コワーキングスペース・法務相談・会計・事務サポートなど)
・スキルアップ・キャリアアップ支援
(専門スキルおよび間接ビジネススキルのセミナーの実施)
・コミュニティ形成とネットワーキング支援
(職種・地域毎の分科会、懇親イベントなど)
・信頼性向上(認定ロゴ、認定資格制度)

03 フリーランスの労働環境改善・向上に向けた政策提言
・ガイドライン策定に関する政府・自治体への働きかけ
・制度改正(社会保障、労働法、税制など)の提案

このように、様々な活動が実施されるようです。
このうち、01と02については、フリーランス協会の加入者が
増えれば、実効性が増していくでしょうが、今のところは何とも検証できません。

そこで、今回は加入者にとって即効性があり、
損益の判断材料にしやすい02について、検証したいと思います。
具体的には、フリーランス協会の年会費1万円を支払うメリットがあるのかという点について深掘りします。

フリーランスにとっての福利厚生

フリーランス協会に加入すると、
ベネフィットプランというサービスを利用できます。

ついこの前まで公務員をしていたので、保険や福利厚生において、加入者数が重要だと認識しています。多ければ多いほど、スケールメリットによって個々人の支払う金額が少なくなっていきますからね。

ところが、フリーランスは一人ですから、
スケールメリットという意味では無力です。
福利厚生や保険を扱う会社から見ても、
一人一人対応しなければならない手間がありますし、
割り引く理由もないでしょう。

そんな問題を、今回フリーランス協会がつくったベネフィットプランは解決しているようです。フリーランスという別々に事業をしている個人の窓口をフリーランス協会が担うことで、大企業と同様のスケールメリットを活かすことができるってわけです。

フリーランス協会を通じて入れる保険は2種類

保険の内容も、フリーランスのニーズに対応したもののようです。
まずはこちら
フリーランス賠償責任補償
保険の概要を引用します。
(詳細はこちら

業務遂行中の対物・対人の事故だけでなく、情報漏えいや納品物の瑕疵、著作権侵害や納期遅延等、フリーランス特有の賠償リスクに備え、国内初の幅広い補償を実現。一般会員本人だけではなく、発注主も補償対象となるため、安心して業務を発注してもらうことができます。

損害保険って、人に怪我を負わせた場合などが思い浮かびますが、こちらの保険では、著作権侵害や、納期遅延など、フリーランスならではの事業リスクに対応してくれているようです。

僕はライターなので、このあたりの補償はありがたいなと思います。
受注する場合にも、WELQ問題があったせいか、「著作権侵害のおそれがあった場合は、ライターに対応してもらう」と事前に言われることもあります。

著作権侵害は、もちろん意図的にするつもりはありませんが、
どこからどこまでが著作権侵害に当たるのかも不明瞭なため、
万が一のための補償は欲しいところです。

続く保険はこちら。
所得補償制度
最近少しずつ認知が進んでいると思われる補償です。
概要を引用します。
(詳細はこちら

病気やケガなどで働けなくなった場合、喪失する所得を保険金として受け取れる保険です。
医師の審査が不要で、加入手続きも簡単。当協会の一般会員であれば、個人で入会する場合の47.5%オフで加入できます。
お仕事中はもちろん、日常生活や旅行中のケガ・病気、地震・噴火・津波など天災によるケガも、国内・海外を問わず365日・24時間補償されます。補償期間は最長1年間と長期ですので、安心して十分な治療が受けられます。

フリーランスには、有給休暇がありません。
サラリーマンだと、有給休暇を使い終わっても、病気休業などの制度があり、ある程度の収入は確保されることになります。

こういった補償がフリーランスにはないので、
所得補償制度に加入する意味は大きいと思います。
医師の審査不要で、かつ割引が47.5%もあるというのはいいですね。

ここで、47.5%って、具体的にどれくらい違うの?と思いますよね。
僕も思いましたが、フリーランス協会のページでは、
残念ながら保険料が分かりませんでした。
(見つけられなかっただけかも知れないです。)

そこで、この保険の引受会社である損保ジャパンの所得補償保険について見てみました。そちらには保険料が示されていました。
それがこちら


僕の場合、職種と年齢からすると、年額22,050円となります。
ということは、ここから割引率47.5%が引かれるとすると、
これだけで、フリーランス協会の年会費1万円をペイできる計算になります。

もちろん、実際に加入してみないと、細かい金額は分かりませんが、大きくは違わないと思います(実際の金額は、今後加入した場合に本記事に追記としてお知らせします。)

大企業なみの福利厚生が受けられそう

フリーランス協会に加入すると、
WELBOXという福利厚生サービスが自動付帯します。
サービスの内容は以下のとおりです。

●健康サポート:全国約3,000の健診機関ネットワークから、自由に選択可能!年に1度は受けておきたい、健診や人間ドックが会員価格でご利用いただけます。
●子育て両立支援:「子育てナビ」でお役立ち情報をご覧いただける他、全国1,300の保育施設をはじめ、ベビーシッター、子ども教育サービス、育児用品のご優待など各種サポートがご利用いただけます。
●スキルアップ支援:ビジネスシーンで必要なスキルから趣味まで充実のラインナップ。TOEIC対策、ビジネス法務等のE‐ラーニングや、ビジネスクラスセミナーが会員優待でご利用いただけます。
●リラクゼーション優待:たまには頑張った自分にご褒美を。マッサージ施設やスパ、温浴施設を会員価格でご利用いただけます。
●各種相談ダイヤル:健康・メンタルヘルス・ファイナンシャル・税務・育児・介護など様々な問題で、困ったとき、誰に聞いてよいか分からないときに。専門家が丁寧に対応します。

この中で僕が個人的に利用したいのは、健康診断と、スキルアップ支援、専門家への相談ダイヤルです。

健康診断って、毎年職場負担で受けてきましたけど、これからは自分で何とかしないといけないですからね、優待価格で受けられるのはありがたいです。
ちなみに、こちらでは明らかにされていませんが、WELBOXのホームページを見ると、健康診断の割引率は10%とのことです。

スキルアップ支援支援も気になります。具体的なコンテンツが見えないので何とも言えませんが、フリーランス協会の加入者とつながる場なんかもあると、嬉しいですね。

フリーランスなら絶対使いたいクラウド会計が割安に

先日、こちらの記事で書いたように、
クラウド会計サービスの便利さに驚愕しました。
小規模企業共済にライターが加入できるか確認してみたところ… - よしこばブログ

ということで、今後も使いたいと思っているんですが、
フリーランス協会に加入すると、これらのサービスの料金がお得になるとのこと。

代表的なものをいくつかご紹介しますね。

freee
フリーランス協会一般会員の特典ページからfreeeに新規にお申込みをされた方を対象に、会計freee 個人事業主様向け「スタンダードプラン」2ヶ月間無償、freee解説書籍最新版『ちいさなビジネス経営の味方』(マイナビ出版)を提供
※書籍の発送はお申込みから1ヶ月程度お時間をいただきます。

弥生
「やよいの青色申告オンライン(ベーシックプラン)」1年間無償 ※各種サポート / 業務相談サービス利用可

マネーフォワード
「MFクラウド確定申告」、「MFクラウド請求書」「MFマイナンバー」等の各種サービスが30日間無償

サービスごとの違いは分かりませんが、
どうせ利用するなら、割引価格にしたいですよね。

他にもある福利厚生サービス

もうすでに、今までお知らせしたことだけでも、
十分に年会費1万円のメリットを超えているのですが、
他にもこんなサービスがあるようです。
概要まで(詳細はこちら

  1. バーチャルオフィスの優待利用
  2. 予約システムクービックのお試し期間延長
  3. ジョブマッチングサービスの利用割引
  4. カウンセラーの電話カウンセリング1回利用
  5. Warisのキャリアセッション5%割引
  6. マーケティング・ブランディング支援セミナー
  7. 家事代行サービス「タカスジ」の割引

残念ながら(僕が)使えないコワーキングスペース

以上、ここまではベネフィットプランの内容をお伝えしましたが、
その他にも大きなメリットだと思ったのが、
コワーキングスペースの優待利用です。

全国にいくつか利用できる施設があるようです。
たとえば、全国6拠点に加え、シンガポールにもあるシェアオフィス「+Wander」の月額料金を通常価格3万円のところ、2万円で利用できます。
(詳細はこちら

毎月1万円も割引だなんて、フリーランス協会の加入費が1万円ということからすると、かなりお得ですね。

とはいえ、残念ながら僕の自宅から近いコワーキングスペースはないようなので、これらのメリットに預かることはできなさそうです……。でも、都内在住のフリーランスの方にとっては、利用する価値はあると思います。

フリーランス協会に加入するには?

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会

入会条件は以下のとおりです。

フリーランスやパラレルワーカーとして働いている方
プロフェッショナルとしてのフリーランスキャリアや、パラレルキャリアを目指している方
※資格や職種、ご経歴問わずどなたでもご入会いただけますが、なりすまし等を防ぐために本人確認審査を実施させていただいております。

フリーランスの人は基本的にどなたでもOKのようです。
ただ、今は先行募集期間とのことで、
幹事企業であるfreee、Waris、クリエイターズマッチ、サーキュレーション、 タスカジ、ランサーズの各社に登録した上で加入しなければいけけません。

秋頃から一般募集が始まるようですので、
今回の記事を見て、メリットを感じる方は是非前向きに検討されるといいかな、と思います。

いろいろ調べていると長くなりました。
最後までお読みいただいた方は、ありがとうございました!