よしこばブログ

13年間の国税局勤務を経て転身した、フリーライター小林の日常

この歳でフリーランスに転身すると聞かれる「ご実家は裕福なの?」にお答えする

こんばんは、よしこばです。

今日はふと思い出したことがあり、
記事にすることにしました。

フリーランスになろうと周囲に打ち明けたとき、
応援や反対はそれぞれあったんですが、
ときおりあった反応が、
「ご実家は裕福なのか」
という質問でした。

僕の場合、結論から言うと、これは完全にNOです。
九州の田舎の母子家庭の長男です。


地元の写真です。過疎地です。

相続する財産など求むべくもなく、
むしろ親を扶養していかなければならない身です。

ですから、さきほどの質問をした方々にとっては、
「なぜそんなリスクを?」と思われるかもしれません。

でも、逆なんですよね。
僕は実家が裕福ではないことを、メリットだったと考えています。

生活レベルがもともと高くないという利点

そもそも、公務員時代から、
そんなに裕福な暮らしをしていません笑
公務員は長く勤めるとググ〜っと収入が伸びますが、
僕はせいぜい13年間ですから。

さらに実家も九州の田舎。
年間の家賃が5000円の借家であり、
周りに何もないので、お金を使う理由もないので、
それなりに暮らしているという感じ。

こんな実家ですけど、
僕は心のどこかで頼りにしています。

ライターの仕事は場所を問わずできるので、
本当にいざとなれば、地元に戻って仕事することもできると思っています。

実家は祖父母の代からずっと根付いている場所なので、
困ったときには、
子どもの頃から馴染みのある親戚や友人に頼ることもできます。
うちの母が離婚していることで、
ご近所の方もときどき気にかけてくださっているようで、
ありがたいと思っています。

もし、僕の実家が裕福だったら、
むしろ戻りにくいかもな、と思っています。
「あそこの坊ちゃんは、親のすねかじりだ」
と言われているような、卑屈な思いをするかもしれませんし。

次に、フリーランスに踏み切れた理由として、
過去の経験から得たマインドがあります。

社長の息子から、母子家庭の長男になるということ

僕は、中学二年生までは中小企業の社長の息子として、
それなりに裕福だったと思います。
母は専業主婦でずっと家にいましたし、
小学五年生から塾通い、しかもタクシー通学でした。

そこから、突然母子家庭になるのです。
それまでとは違い母親は毎日仕事をするので、
僕らはスーパーの惣菜を食べることが多くなりました。
高校から大学まで奨学金を借りなければならず、
それは利息を含め1000万円程度に膨らむことに。
今でも返済は続けています。

環境が変わった当初は、
こうした変化に、不安は大きかったと思いますが、
結局、思ったほど大きなダメージではなかったというのが実感です。

生活レベルを落とすのは難しいといいますが、
落とさなければならない状況になれば、
適応できるんです。
人間そう簡単に人生から降りられないですから。

というわけで、
仮に収入が下がったとしても、そんなに怖くないんです。

仕事はもちろん一生懸命頑張りますし、
その結果収入が増えることは嬉しいですが、
収入が仮に下がってしまったとしても平気。
僕の根本的な幸福感には、さほど影響はありません。

人の幸福感を決めるのは、一緒にいる人次第

実体験から思うのが、これですね。
僕の両親は離婚したわけですが、
やはり離婚前というのは、仲が悪かったんですよね。
家の中の空気が悪いというか。

僕自身は、父と母のどちらが正しいとか、
そういうことはまったく判断できませんが、
子どもとしては居心地の悪い環境でした。

それが、離婚によって、一掃されたんですよね。
もう「父か母か」みたいに迷うこともなく、
家の中でリラックスできるようになったと思います。

そうそう。
フリーランスになると言った時に、
僕に妻子がいることをリスクだと心配してくれた方もいますが、
これもリスクではないです。
むしろ、妻子がいるからこそ、頑張れるんですよ。

僕は仕事柄か性格からか、リスクはちゃんと考えるほうなんですけど、
はっきり思うのは、家庭環境をリスクととらえるのはダメだな、ということ。
結局自分のあり方ですよ、全部。

ちなみに、
「この程度の収入は確保すべき病」にお悩みの方は、
この本がオススメです。
「減速して自由に生きる」
減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (ちくま文庫)