よしこばブログ

13年間の国税局勤務を経て転身した、フリーライター小林の日常

呼吸!呼吸!呼吸!

呼吸
Lily Chou-Chou, Shunji Iwai, Miho Omasu, Takeshi Kobayashi
東芝EMI

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音楽の中で最初に借りたCDはMY LITTLE LOVERの「MEN & WOMEN」だった。
マイラバは、もう過去の人のように語られることも多いが、
僕は未だに、あの頃と同じような情熱を持って、新譜を待っている。
CDもベスト以外全部持っている。
このマイラバの楽曲を作っているのが夫の小林武史だ。
このプロデューサーの楽曲が、僕は好きだ。
ミスチルなんかの編曲もしている。
衝撃だったのは映画「スワロウテイル」で生まれた
YEN TOWN BANDの「あいのうた」だった。
その頃は確かプロデューサー小室哲也の全盛期だったと思うが、
そんな中一人小林武史最高だと言い張っていたのである。

ついさっき知ったのだが、先日見た「リリイシュシュ」の
音楽を担当していたのが小林武史だったのだ。
なるほど、心に突き刺さる切ないメロディーだった。
あの劇中でリリイの歌うメロディーはあまりに切ない。
不思議で重たいメロディー。

リリイのアルバムが出ている。
「呼吸」
映画を見れば、
呼吸 エロティック グライド アラベスクなど・・
さまざまな感情を巻き起こすであろうその楽曲を、
何としても手に入れたくてCD屋を見たがない・・
ネットで買うことにした。

お金を、音楽や映画といったさまざまなソフトに使いすぎている。
歯止めがかからない。
が、必要なのだ。
彼女の中にあるエーテルを呼吸することでしか
僕はもう生きて入られないから。

今日は、一日中寝ていた。
家にいるとだめだな。
どこかに出かけるつもりでぴあを見ている途中で寝てしまった。

起きて「8人の女たち」という映画を見た。
が、リリイシュシュの余韻のせいで、何も覚えてない。
そして後、隣人による再びの懺悔に対し、
それは君自身が決めることだ。と言い。
夕方になって出かけた。

DVDを返しに。
何だか淋しかったり怖かったり(恋愛に限らず)落ち着かない気分で。
それは時の流れに対する抗いがたい恐怖だったか。
夜の街を自転車で走った。
ウォークマンから流れる音楽。
突然、草の匂いがした。
途端。
流れてきた
Tweeter Friendly Musicのアルバム「Gin & PHONIC」の一曲目、
「Dumdeedeedum」である。
急に、圧倒的な力で胸が締め付けられて、
吐き気とともに、涙が出そうになった。
苦しい。苦しい。苦しい。

そう、この草の香りと音楽を聴いたのは
去年の8月のことだ。
今のところ人生の中で一番辛かった時期。
救いは、毎日話していたMだけ。
そのMと一緒に行ったCDショップで買ったのがこのアルバムだった。
Mはビョークを買ったっけ。

その状況を思い出してしまったのだ。
おそらく、精神的にあの頃より落ち着いたとはいえ、
まだ漠然とした恐怖はある。
たとえば、誰にもこのまま会えないのではないか、とかね。

好きな人ができると思っても、
その人に愛されるとはどうしても信じられない。
このまま一人っていうのは怖いよ。予想以上に。

Iがいなくなったら、Mがいなくなったら、
Hがいなくなったら、Tがいなくなったら、
誰もいなくなったら、
僕はもう立っていることもできないんだろう。
 
同じような、いやさらに思い悩みを抱えた人々が集まっている場所がある。
リリイシュシュのサイトの掲示板だ。
映画公開から3年以上も経っているのに、
相変わらず、エーテルなしでは生きていけない人々が集まっている。

ブックマークに入れているので興味のある方はどうぞ。