よしこばブログ

13年間の国税局勤務を経て転身した、フリーライター小林の日常

パリに友達がいる。日本人の。


パリの友達

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絵を、描けたらいいなって思う。
もう、昔のようには描けないし、
描けたとしても満足できないのかもしれないけど、
描きたい。

フランスに行ってみたいと思ったのは、
芸術の国フランスというありがちな固定観念を植えつけられてからと思う。
きっと、僕の憧れているのは、フランスそのものよりも、
フレンチ、日本語になってしまったフレンチなのだと思う。

だいたいカヒミカリイは日本人だしね・・

僕の好きな本に、やまだないと、ナツヨウコ共著の
「パリの友達」というものがある。
きれいで可愛い絵と、穏やかな文章。
その中に、共感できる文章がいくつかある。

~ なぜパリに??と聞かれ、
 <彼女>が簡潔に答えることに戸惑うのは、
 たぶん相手を納得させる理由を持ちあわせてこなかったからなのだ。
  半年ほど前、<彼女>が何を思ってパリに来たかというと、
 「なんとなく」
 としかいいようがない。
 ただ、「なんとなく」東京から離れてみたかった。
 みたかった・・というか、パリに行かなくてはならない理由がないのと同じように、
 東京にいる理由もなかったのだ。
   <彼女>には、いつも近くにいたい男の子・・男の人もいなかったし、
 忙しい仕事もなかった。近い将来に何か展望を持っていたわけでもないし、
 誰かに切実に必要とされていたわけでもなかったし。~

僕もきっとそんな思いだ。
でも、それでもいいんだって思う。
夢、目標、確かにあればいいけれど、
ひとまず動いてみれば何か見えるかもしれないって思うからさ。

今フランスに行っている友人は、
まさに自分の目標の途上にたまたま
フランスがあったという感じだ。
詳しくは知らないけれど。
きっと、彼には日本では味わえなかった経験をしているのだろう。
うらやましいと思いつつ、
その分大変なんだろうなあとも思う。

僕は行くとすればもっとのんべんだらりと行くのだろう。
恋がしたくてとか、
セーヌ川を見たいとか、
セルジュゲンズブールのお墓の落書きを見たいとか、
暑い部屋から、市街を見下ろしたいとかね。

まあ、いつかって思うと楽しいよ。
今週末は日仏学院にでも行ってみようかな。



ところで、パソコンで絵を描くということはとても面白い。
チェコで撮った写真と、僕のイラストを混ぜたりできる。
うーむ、理系でなくとも、パソコンは面白いのね。