よしこばブログ

13年間の国税局勤務を経て転身した、フリーライター小林の日常

土曜日のこと。俺ってまだまだだってばよ1

グッバイ、レーニン!

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別にタイトルに意味はない。
昨日の一日のことを、一回のテキストにまとめるとなると、
そりゃー読みづらいものになると思うので、
何回かに分けようかと思う。

まずは映画「グッバイ・レーニン」について。
これ。本当にお勧め。特に冷戦時代に興味のある方。

最初の映像から、僕は心を掴まれた。
粒子の粗い、陽だまりの中の少年時代の映像。
そして、共産党時代の赤色。
ノスタルジックかつエキゾチックなその赤色。
そして、壁の崩壊。

僕は以前テレビでこの映画のCMを見たときに、
コメディな物を想像していた。
熱狂的社会主義者の母親が気絶しているまに、
壁が崩壊し、自由化の圧倒的な流れが始まる。
そこで、家族は、母親にショックを与えないように、
社会主義時代の生活を再現しようとする。
それは、滑稽と言えば滑稽だし、悲劇と言えば、まさに悲劇なのだ。

映像や音楽もすばらしかった。
役者も良かった。
特に、母親役の女優は、あの年齢でどうやったら
こんなに美しくなれるんだといった風だし。
主人公の彼女のララの天使的奔放さ(この言葉に矛盾はない)
もよかった。

母親のために、社会主義国の生命をその最期まで延命させた。
優しい嘘でもって。

嘘は、悪いことではない。
幸せな人に現実を押し付ける必要はないのだ。
その現実自体が虚構なのだと、僕は思うから。