よしこばブログ

13年間の国税局勤務を経て転身した、フリーライター小林の日常

M おまえはどうにも

週末。
土曜日。
午後はアートスクールの体験入学へ。
夜は友人Hとの飲み。

これらの内容を書き終えたところで、間違えてマウスの
戻るキーを押してしまい、消えてしまった。。
一度書き終えたことをもう一度書くのは辛い。
だから土曜のことは記憶にとどめるのみ。

日曜日。
何もしなかったといってもいい。
疲れがそうとう溜まっていたと思われる。
10時に起きて、13時に昼寝をして、起きたら5時だった。
食べに行くのも億劫になってしまってカレーパスタを作った。
なかなかうまかった。
が、作るまでかなり時間がかかってしまった。
豚のような姿のブリーフいっちょのおっさんが共同キッチンを
占拠していたからだ。

台所が空くまで待っている間に電話がなった。
Mからだ。
Mは去年のちょうど今頃に、大好きだった女性だ。
彼氏がいて、結局僕はふられてしまったけれど。
その後、普通に友人として付き合っている。

「もしもし、元気ですかー?」
という、Mの声から、何かあったな・・と思った。
そもそも彼女のほうから電話してきたのは去年の8月以来初めてだ。
しばらく休暇の話や仕事の話や、世間話が続いた。
Mのほうからとりたてて何も言ってこなかったので、僕から聞いた。
「何かあったろ?どうした?」
すると
「彼氏に、別れたいって言っちゃった。」

・・・
・・・なんなんだろう。
・・そうゆうことを、昔自分に片思いしていた男に告げる理由は。

次に行こうって決めた頃に現れるのだ、彼女は。
いや、もう大丈夫なんだけどさ、俺は。
でも、去年の8月の頃を思い出して、ちょっときつかった。

ああ、僕はMのことを本当に愛していたよな、
そしてあのころは彼氏さえいなくなればって思っていたけれど、
彼氏がいなくなっても、僕はMのそばにはいない。
タイミングわるいな、俺。

そして話を聞いた。Mとの電話は長くなる。
彼氏のアイルランドへの2年の転勤に耐えられないと、
寂しくて他の人を好きになってしまいそうだから今別れようと、
電話で告げたそうだ。
彼氏の反応。
「そっか。でも俺は好きなんだから、別れない。」
あまり、自分の言葉を重くとられなかったようだ。
そりゃそうだろう。Mの言葉は、
「あなたのことが大好きです」って言っているのと変わらないんだから。

「別れるならば、曖昧な表現ではダメだと思う。
 男は、まだいけるんじゃないかと思うものなのだから。
 そもそも彼氏のこと、もう好きじゃないんだろう?
 だったら、それを告げなよ。」
そんなことを、僕は言った。

「別れられないかもしれない」と言うので、
ああ、この子は背中を押して欲しいんだな、と思った。
僕は言った。
「正しい答えのない時には、積極的な意見が採用されるものなんだ。
 彼氏が続けたいという気持ちよりもMの別れへの決意が強くないと、
 別れられないよ。」

で、僕は実際に一番気になっていることを聞いた。
「M、前言ってた気になっている人はどうなった?」
Mには、彼氏以外に最近気になっている人がいるということを、
前食事をしたときに聞いていた。
「うん。そう、微妙・・」
関係を断つこともなく、付き合う方向にももっていかずという状況だそうだ。
「去年のyoshkobみたいなかんじ・・ははは」
と言って、彼女は自分の言葉の残酷さに気が付いたようで
「ごめん」と言った。

自分の体温が下がっていくのを感じた。
Mのことは完全に吹っ切っているはずだが、
次の恋についての相談なんか、されたくない。

Mは、彼氏には気になっている人のことを言えない。
気になっている人に、彼氏と別れたいという事を言えない。
そして、相談相手として僕が選ばれたというわけだ。
終わってしまった関係。
それでもお互いに一番話をした仲。
適任なのかね。
僕も本気で恋したらMに相談したりするのかな、、
・・ないなそりゃ。

Mはかくして僕の後押しを受けて、
今彼氏にもう一度別れの電話をしていることだろう。

なあ、H。
昨日とまた状況が変わってしまったよ。
俺さあ、わけわかんねえよ、今。

Hは、彼女から元彼の話を聞き続けた。
僕は、昔好きだった女から、次の恋愛の話をされている。
どっちも、すげーきついんだぜ、女性諸君。