よしこばブログ

13年間の国税局勤務を経て転身した、フリーライター小林の日常

コート

夏が終われば、何かが変わるのだ
毎年のこと

僕は、今年のコートを探している
僕は、今年読む本を探している

最近は、勤務時間も収入も劇的に増えてて
とても違和感を持つことがある

時間を売って、人は生きているのだけれど
あまりにも、あからさまに
僕はいろんな時間をなくしてる

そして気がつけば、一人でどうやって過ごしたらいいのか
いまいち分からない

今日みたいに、奥さんや子供がお出かけしてる休日に、
僕はあれやこれや、やりたいことや行きたいところが
あった気がするんだけれど

着替えて玄関に立った瞬間に
どこに行けばいいのか
分からなくなってしまった

仕方がないから、僕はアニーホールを見て
アリステア・マクラウドを読んだ

もしかしたら、秋が来たならば
何かが変わるかもしれないね

って感じで、繰り返していくのかもしれないことを
少し不安に思う

家族がいることは、とても賑やかなことで、
不安をおぼえる暇もなかったのだけれど、
それは望ましいことなのか、あるいは。

早めに、お気に入りのコートを見つけなくては

それにしてもアニーホールのラストは
思い返すことの切なさでもって
僕を少しだけ勇気付ける