よしこばブログ

13年間の国税局勤務を経て転身した、フリーライター小林の日常

先延ばしの後悔について

 今日はとても風が強い。
 こんな日には家にいるのが一番だと思っているけれど、今日は出かけた。髪を切りに出かけたのだ。
 最初に髪が伸びてきたなと思ったのは先週末のことで、それを何やら自分に言い訳しながら、今日まで引き延ばしてきたのだ。そしてこんな天気の荒れた日に出かけることになった。
 
 物事を引き延ばすのは悪い癖だ。
 きっと誰もがそう思っている。人間いつ死ぬか分からないという真実を思えば、先延ばしはとても不合理だ。
 僕は、いろいろなことを先延ばしにしてきたような気がする。

 望ましい職業の選択について
 望ましいパートナーについて
 望ましい自意識のありかたについて

 そうしたあれこれを決めずにいるのは、罪悪感を持ちながらテレビの前から動かない状態に似ている。目立った苦しみはなくとも、重要な何かが失われていくような感覚になる。
 実際、血を流しているのかも
しれない。人生が負う小さな傷跡。

 そんな人生を変えたいと思っている。
 ソファから立ち上がるのだ。目の前のテレビや、右手のスナックや、コーラは確かに心地のよいものかも知れないけれど、それらは人生を失わせる。

 僕は、書きたいのだ。
 何かうまく言うことのできないことについて。

 こんな不自由な言葉でも、いつかは自分の気持ちをはっきりと書き表せるかもしれない。
 人は皆作家なのだ。きっと。
 僕は僕の作品を書き続けたい。
 先延ばしはもうやめよう。